かんたんキレイ巾着

一番簡単、少ない布で可愛く作れる巾着です。

一般的な作り方である三つ折りにして紐通し口を通すタイプは開く部分をキレイに縫うのが意外と難しいです。

紐通し口を別布で作るこの作り方なら簡単でキレイに縫える上、その切り替えがデザインのアクセントになります。

園や学校によって指定サイズが異なりますので固定したサイズの型紙は用意せず、完成サイズから布のサイズが求められるよう「式」を載せております。

★作成してくださいましたら作品投稿掲示板に投稿して下さると嬉しいです。これから作ろうとしてる方のご参考にもなると思います。★

※ダウンロードにはAdobe Readerが必要です。下記アイコンよりダウンロードできます(無料)

かんたんキレイ巾着 作り方をダウンロード(PDFファイル)
作り方はこちらの下にも記載しました。


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材料

①型紙(後述の「型紙の作り方」参照)
②布(薄手~厚手)③紐(共布で作る場合は不要)

道具

ミシン、紐通し(またはヘアピン)

注意点

・ノッチ(切り印)はパーツを合わせるときの目印です。布に3mm程の切り込みを入れてください。

パーツ名称

型紙の作り方、布の取り方

次の図より必要なサイズを求め、型紙を作成してください。
紐通し口の高さは2.5cmあれば巾着用の紐が通ると思います。(=口布の縦が7cmとなる)

※2015.02.03訂正
公開時に本体ノッチの位置を [横]÷2+縫い代1cm としておりましたが、
正しくは [横]+マチ)÷2+縫い代1cm です。申し訳ありませんでした。

※2015.02.13訂正
本体縦の長さを [縦]-[紐通しの長さ]+[マチ]+縫い代2cm としておりましたが、
正しくは [縦]-[紐通しの長さ]+([マチ]÷2)+縫い代2cm です。申し訳ありませんでした。

・マチの印(本体下の方の4つの●)は生地の裏にチャコペンで書くか、キリで穴を開けて印としてください。
・本体上部の2か所、口布の上下2か所のノッチは深さ3mm程度の切り込みを入れて印としてください。

入園入学グッズの場合、一度に複数の巾着を作ると思います。
布購入の前に紙に布取り図を書くと必要用尺が求めやすいです。
布取り図の例↓長男の小学校で必要なサイズです。

主な手順

1.口布を作る
2.口布を本体に付ける
3.袋にする
4.マチを作る
5.口を仕上げる

詳細手順

1.口布を作る

Step1.口布の両サイドを裏側に1cm折る。

Step2.折り線から7mmの位置を縫う。

2.口布を本体に付ける

Step3.口布を半分に折る。「わ」を下にして本体のノッチに合わせて重ねる。

Step4.口布と本体上を重ねたまま端から1cmを縫う。

Step5.ぐるりと一周ジグザグミシンをかける。

3.袋にする

Step6.
半分に折り、横と下は端から1cmを縫う

Step7.横と下の縫い代を開く。

4.マチを作る

Step8.マチの印がついていることを確認する。(4か所)

Step9.マチの印が端になるように開く。

Step10.印と印の間を縫う。

Step11.前Stepで縫った線から5mm外側でカットする。

Step12.ジグザグミシンをかける。最初と最後は返し縫い。

反対側のマチもStep9~Step12と同様に。

5.口を仕上げる

Step13.口布を縫い線で折って立ち上げる

Step14.袋から7mmの位置を縫う。最初と最後は返し縫い。

☆完成☆

あとは紐を通すだけ。
紐は市販のコードでもヨシ、共布で作ってもヨシ。

紐は巾着を開いたときスレスレになる程度が使いやすいです。
あまり紐が長いと学校でフックにひっかけたときに床についてしまうことがあります。

入園・入学グッズとしてシューズバッグとレッスンバッグのレシピも作るつもりです。

おねがい
 

型紙・レシピの複製、売買、転売(オークション含む)は禁止です。ご理解くださいますようお願い致します。
型紙を使用して制作された作品の販売は、個人・商用を問わず許可しております。Web掲載、販売の際には「咲牛印」の型紙を使用した旨をご記載ください。

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レンクタングル(大)
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