【パターン】「あみぐるみ雑貨」より、ぶたちゃんのペンケース
【糸】本の指定通りのハマナカだったと思う
2011年3月11日の大震災時に妊娠9ヶ月でした。
福島第二原発が水素爆発のニュースを見てすぐに夫が言いました。
「長男と2人で愛知の実家に行って」
その時点では私はインパクトはあるものの大したことないと思っていました。
しかし出産を間近に控えた体、もし何か起きてからでは移動するのが難しいのでとりあえず実家に行くことにしました。
1週間くらい何もなければ自宅に戻ろう、そう考えての帰省。
しかし1週間すると悪化する一方。
メルトダウンはおきていない、影響は無い、と報道でみるもののまだ先が見えない。
「そっちで出産することも考えて調べておいて」
夫に言われ実家近くの産院に電話すると1つ目は妊娠9ヶ月ということで断られ、
2つ目はそういう事情なら受け入れますから転院するならすぐに転院してください、と。
迷っている暇はないんだ。
夫婦の話し合い、双方の実家の意見も聞いた上で
愛知の実家で出産することにしました。
私の住んでいた街は震災による影響はなく、放射能も政府の発表では影響がないと言われるところ。
むしろ被災地から避難している方が大勢いました。
そんな街から愛知へ逃げた私。
そういう後ろめたさがとてもありました。でも自分の問題じゃなく2歳の長男、生まれてくる次男のためだから、と納得することに。
結果としては両親が孫(長男・次男)とたっぷり一緒に過ごせたし
私も実家に長居できて楽しかったからよかったと思います。
そんな予想外の長期実家滞在、たっぷりと時間はあるのに趣味の道具を何も持って行かなかったので時間が勿体無い。
兼ねてから興味のあった編み物に挑戦!!
母は私が幼い頃編み物にハマっていたのでわからないところが聞ける。
初めは基礎の本を読んで練習し、次に買ったのがこの本。
実用的じゃなければ作る気がしないので、ただの「編みぐるみ」ではなく「使える編みぐるみ」を作りました。
編み物始めて半月でこの成果に満足しました。