こちらは優先ご案内当選者様の「蓮のmini金庫」というご希望を頂き作ったものです。
優先ご案内って?
詳細は募集時の記事をご覧ください。
特徴を抜粋
- 作成と納品日は確約できません。
- 大まかな「ご希望」をお聞きします。(例:北欧系、鳥模様、小花模様など)
- 咲牛印の作風とかけ離れたものは作成できません。
ご希望はお聞きしますが咲牛印の作風とかけ離れてたら嫌ですよー、という何とも身勝手なものです。
オーダーではないのでご希望の布を探して購入するわけではありません。
ってスタンスだったんですが、ご希望頂いた蓮の生地は持っていない。思い当たる節もない。
でも私も蓮が好きなの。
蓮の生地が見つからないから
着付けを習っている頃、蓮模様の着物欲しい、と思ったことがありました。
でも、蓮はお釈迦様のお花。喪服にはよく使われますが普段着やお祝いの席では使わないそうです。
それが理由かわかりませんが、よく利用する手芸店で検索しても蓮のプリント生地がありません。
見つけたのはLotus Conceptという蓮雑貨のお店。
こちらのクッションカバーの柄に一目惚れ。
これを素材として使えばイケる!
おそろいで暖簾があり、こちらの方が継ぎ目がなくて使いやすいと思って購入。
実際手にしてみたらかなり透ける。暖簾としては良い雰囲気。手触りも良い。
でもカルトナージュとしては透けない方がいいんだ。
折角良い風合いでしたが、裏にホットメルト紙を貼って補強。
加工することに心痛くなる良い品でした。
便利なホットメルト紙って?
側面には花の色とぴったり同色の無地を使用。
これ、透け感のある60ローン(薄手の生地)。
カルトナージュで使用するには薄過ぎて扱いにくいのですが、こちらもホットメルト紙で補強。
扱いとしてはソーイングで使う接着芯と同様、糊の付いてる面を貼りたい布の裏に当ててアイロンをかけます。
CTN8 生地の裏打ち材料! 布用ホットメルト紙(裏打ち紙) 49cm巾×2m巻 薄手タイプ [88] | ||||
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違いは「紙」であること。
紙なのでボンドが染みません。
カルトナージュをやる上で神経を使う「ボンド染み」
(ボンドが多すぎて布に染みること。乾いても消えることはなく濡れたような色のままとなる)
綿麻生地のような少し厚みがあるものだと少々多くても表に響かない程度に布が吸収してくれます。頼りにしてます。
しかし、薄手の生地だとほんの少しボンドが多いだけで染みが出来ます。この絶望感、ほんと嫌。
ホットメルト紙を貼るとあまり神経質にならずに作業出来るのがとっても良いです♪
じゃあ頻繁に使えばいいかって?
イヤですよぉ。貼る作業が好きじゃないもの。←面倒くさがり。
ソーイングで接着芯を貼るのも出来るなら避けたい作業の一つです。
最近のバッグ作りは接着芯貼らなくて良いしっかりとした厚みのある生地をチョイスしてます。
次のmini金庫は・・・
先日のYUWA花柄のmini金庫がFacebookで好評。驚くほど好評。流石YUWA。
YUWAの魅力に乗っかった結果です。
しかし、飽き性なので同じのを連続では作らないし、本来私は遊び心のある可愛い生地が好きなんです。
なので次は大好きなアニマル柄に取り掛かります。