最近お引っ越しで大忙しだった手芸のスギサクさんが
無事引っ越し完了、また気になる記事を掲載してました。すっかりスギサクさんファンです。
ユルさとおもしろさが漂う中にタメになることの多い手芸のスギサクさん。
「ブランドコンセプトを完璧に伝えるための言葉選び」というタイトルも上手い。
言葉ってほんの少し変えるだけで違和感がぬぐえたり、心に残ったり、面白いひっかかりを作ったり。
作品も文章も平凡な私にはまだまだ行けぬ境地ですが、
ブランドコンセプト(キャッチコピー?)の「使いたいから作りたい」は研ぎ澄ました結果の言葉で非常にしっくりきたものです。
それまでのブランドコンセプト
コンセプト、と言えるほどではありませんが、サイト説明や作品説明として使ってきた言葉。
可愛くて実用的
可愛い?うーん、可愛い、、、
カルトナージュらしいエレガントさは無いので可愛いと表現してましたが、
考えてみたら別に可愛さがウリなわけじゃない。可愛い布に頼ってるだけ。
作る楽しみ、使う喜び
こちらは、それとなく使ったことのある言葉。
まとまっているような気もするけど、しっくりこない。
作る楽しみ・・・うーん、それよりも使うことを重視しているような。
私のハンドメイドルーツ
小学生の頃、図工で作ったガラクタのようなものが嫌だった。←自分で作ってるのにね。
家庭科で作ったウォールポケットやナップサック、素人くささは気になったけど実用出来ることが嬉しかった。←素人くさいのは自分のせい。
その後自分で色々作るようになったのは使うことを目的にしたものばかり。
そうだ、使いたいから作ったんだ。
行きついた言葉
「使いたいから作りたい」
なんともシンプルなことでした。
公開しているパターンやレシピも元々自分が使いたくて作ったものばかり。
ABOUTにも書いてますが実父の「不便は手作りで解決」というスタンスが身にしみてるんだと思います。
↑この言葉もキャッチコピーの候補でした。
それくらい私のハンドメイドは実用性重視。
言葉選びのオススメ本
拙いながらもこうして言葉を考えたり、伝わる方法を考えています。
その参考用に購入した本をご紹介。
広告コピーってこう書くんだ!読本(谷山 雅計・著)
ガスパッチョ(東京ガス)、日本の女性は美しい(TSUBAKI)といった誰もが聞いたことのあるキャッチコピーを多々作っている谷山さんの著書です。
フジテレビのペケポン川柳コーナーではスベってばかりでしたが本当はすごい方。
コピーの考え方、作り方を整理されている秀逸の本です。
『古本屋を若者にもっと利用してもらうためにキャッチフレーズを書いてください』 というお題に対しての例にナルホド!!のご回答。
コピーと関係のない職業の方も読み物として楽しめます。
広告コピーってこう書くんだ!読本 | ||||
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伝え方が9割(佐々木 圭一・著)
どこの本屋でも平積みされていたベストセラーですね。
「デートに誘いたいけどストレートに言ったら断られるかも」
相手がパスタが好きだったな、と思い出し「美味しいパスタを食べにいかない?」と誘うと成功率がグンっと上がる。
デートをするという目的は変わらないのに伝え方次第で結果は変わってくる。
この冒頭の例題でノックアウトされました。
自分の願いを叶えるためとはいえ、相手がどう思うか考え
相手の気分がよくなるように考えて言葉を選ぶ、というのは「思いやり」に繋がります。
インパクトにのこるコピーの作り方がチャート形式で載っているのでコピー考える人にはストレートに役立つ本です。
「可愛いは作れる!」と同じように「うまいコピーは作れる!」を体現してます。
伝え方が9割 【「伝え方が9割 2」試読版付き】 | ||||
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